先日行われた、参議院予算委員会。
山本一太議員の質問(100分近い時間)を改めて全部聞きました。いやもうなんと言うか、笑うに笑えない・・・。
一番の見せ場(?)は、田中防衛大臣とのやりとり。
FX(次期支援戦闘機)については、先日F35Aをアメリカより購入することが方針として決定しましたが、その後調達時期の遅れ、価格の高騰など問題が含まれていました。
この次期支援戦闘機について、防衛のプロである石破茂氏は
「F35で本当にいいのか?」
と、かなり前から疑問を呈していました。その頃の一般的な世論としては、ステルス性や米軍との協調性を鑑みると、F35で問題が無いという方向でしたし、政府もそのような方針だったと記憶していますが、ここに来て納入時期の遅れ、価格の高騰などの問題が噴出。納期(2014年)までに4機ちゃんと導入できるか怪しい感じになってきましたが、おそらく石破氏はこれらのことを当時から懸念していたのだと感じます。そう考えると、やはり防衛のプロは違うなと、改めて感心しているところです。
一方、感心できないのは現役の防衛大臣。
F35の1機あたりの価格は97億円だそうで、それを4機で約400億円。その他、シミュレータなど付帯機器や施設などの費用で200億円で、総額約600億円という予算なんだそうです。山本氏は、この1機97億円について、
「価格高騰を受けてこれ以上の価格になったらどうするのか?契約は破棄されるのか?」
と問いただすと、
「これ以上の価格にはならないような契約になっているし、そのように話がついている。」
との答弁。これだけ聞くと、もう97億円以上にはならないという感じに聞こえますが、さらに山本氏は
「本当にこの額を超えないのか?超えたら契約破棄なのか?」
と問い詰めると、今度は前言を翻し
「交渉ごとなので、どうなるかわからない。」
と97億円を越える可能性も示唆。さらに
「もしこれ以上の額になった場合は、契約破棄もありえる。」
おい。さっき確約受けてるってさっき言ったじゃねぇかと。山本氏は
「契約破棄になった場合、日本の航空防衛にどんな影響を与えるのか?」
という質問に田中氏はしどろもどろ。
「そうならないように全力を挙げる。」
「交渉ごとなのでどうなるかわからない。」
「F4やF15が老朽化しているので、最新鋭の機種がほしい」
と、ワケの分からない答弁に終始。しまいには、石井委員長に
「答弁に的確に答えるように。分からなければ分からないと答えなさい」
と、何とも小学生のような諭され方をされる始末。
山本氏はさらに、F35の価格が現時点で1機125億円すると紹介。アメリカの国内法にて、外国に輸出する場合、この価格を下回ってはいけないという法律があると言及。そう考えると、この時点で97億円を超過することになる。契約破棄になった場合、他の機種の選定は速やかに行われるのか、また他に考えがあるのかを質問すると、
「そんなこと(契約破棄)になることは考えてない。」
とキッパリ言い切りましたよ。
おぃ、考えてねぇのかよ!!(さまぁ~ず三村さん風)
「もしF35Aが契約破棄になったら、どうするのか?」
他の機種などの選定作業などを裏で進めているのかどうかを確認したところ、田中氏はいいましたよ。
「契約破棄になったら・・・非常に困る。」
・・・。非常にお困りのようです・・・。
なんと言うかねぇ、この防衛大臣、話が基本的に下手です。
自分で何を言ってるのか、途中でワケが分からなくなっているような感じです。付け焼刃の知識だけでモノをしゃべってるので、喋りだすと忘れるんですね。うちの小学1年生の子供と同じ感じです。
これが最強の布陣なんだそうです。何ともたくましい。
本当にいいのかこれで!!


こんなアホが防衛のトップに君臨して、尖閣や離島防衛などに対処できるのか!?自衛官の命はこのアホが握ってるわけだ。こんなアホに出動を命じられる自衛官が気の毒でならない!!
総理も総理だ。これらのやり取りを聞いてて、適正に事を欠いているとまったく感じてないのだろうか?いや、感じているんだろうけど、自らの判断ミスを認めたくないだけなのか?
自分のプライドと国益とどっちが大切なのか。よくよく考えていただきたい。でなければ、総理、あなたもアホだ。
by がじ
糠に釘